血小板(Plt)
血小板とは何でしょう。血の小さい板????
実際に顕微鏡で血をみてみると、小さい板切れのような
ものがたくさんみられます。それが血小板です。
皆さんが手を切ったとき、血が流れます。
でも流れっぱなしになるでしょうか?(大怪我の場合はそういうこともあります)
大体数分で止まるでしょう。それを行っているのが
血小板なのです。簡単に言えば、土嚢のような役割ですね。
血管が傷つき、穴があくとそこから血が流出します。
その穴を急いで防ぐために、土嚢である血小板が
いくつも重なり、一時的に穴をふさいで血を止めるのです。
その後に穴の修復がはじまり、もとにもどるのです。
ではその血小板が減少したら?
洪水の時の土嚢がなくなります。
穴をふさぐことができません。
すなわち、流れる血が止まらなくなります。
検査結果で血小板が減少していたら、
やはり精査する必要があります。
逆に増加したら?
血小板が増えすぎると、今度は
細い血管でつまったりしますので
やはり精査、治療が必要です。