骨粗鬆症
<貴方の骨は減っている?増えている?>
骨は常に生まれ変わっています。
一度作られたら一生変化しないように見えますが、骨を壊す細胞
(破骨細胞)が古い骨を壊し(骨吸収)、骨を作る細胞(骨芽細胞)が
新しい骨を作る(骨形成)という代謝を繰り返しています。
<骨が減るのは骨吸収が亢進するから>
閉経などの原因で骨吸収が増え、骨形成が追い付かなくなると
骨量は減少し骨粗鬆症になります。カルシュウム不足、運動不足等も
原因になります
<骨吸収マーカーNTxとは>
破壊された骨は NTx という残骸となって尿に排泄されます。
約10mlの尿で NTx を測定して「骨粗鬆症」に近づいているか、
またそのスピードが速いか遅いかを簡単に
予測出来るようになりました。(今は血液でもわかります)
NTx値が高い=骨吸収が亢進していて、今後急速に骨が
もろくなる可能性がある。
「骨量測定」+NTx
骨量測定だけでは現在の骨密度は解りますが、骨の減り方が
早いか遅いかわかりません。 NTx を知れば、早いか遅いかを
判断出来ます。
<寝たきりにならないために>
転倒骨折、関節疼痛、神経痛などは寝たきりの大きな原因です。
健康な骨作りこそ大切です。
特に閉経後の女性の方は、一度 NTx を測定して
みてはいかがですか。
NTxが高値で骨吸収が亢進している場合、
それを抑える薬があります。
お近くの病院・診療所にてご相談ください。