高血圧
血圧には上と下があります。上を収縮期血圧、下を拡張期血圧といいます。
では、どれくらいまでなら血圧は大丈夫なのでしょうか?
高齢者の場合、上が140、下が90までとされております。
若年、中年者では、上が130、下が85までです。
また、糖尿病や腎障害などがある人は、上が130、下が80までです。
それ以上の方は、食事や運動や薬物療法で目標値に達する必要があります。
該当する人は、かかりつけ医とよく相談のもと治療して下さい。
今、家庭血圧計が重視されております。
メリットはいつでも計れて、一日の変動もわかることです。
血圧が高めの人は、これを機にご購入を検討してください。
もってらっしゃる方は、少なくとも朝起きてすぐ(一般に1時間以内)に測定してみてください。
顔を洗ったり、着替えたりする前です。(排尿したいときは、先に済ましてください)
この値が上記基準を超える方は、治療が必要です。
また、白衣高血圧(病院や、白衣をみることで血圧が上がるひと)や
仮面高血圧(白衣高血圧の逆です。病院で計ると正常ですが、仕事場などであがるひと)の方も、
ぜひ家庭血圧計で測定してみてください。
高血圧の治療は食事療法、運動療法、薬物療法となります。
食事療法は主に塩分制限です。塩分の項目を参考にされてください。
また、適度な運動は血圧を下げる効果があります。ただしよくかかりつけ医と相談されてください。
薬物療法は現在いろんな薬物が存在します。自分にあった薬物をかかりつけ医とよく相談されてください。