田中内科クリニック
本文へジャンプ


肺年齢


最近増加傾向のCOPD(詳しくはCOPDの項目をご覧下さい)、
WHOの報告では2020年には世界の死因の第3位になると言われております。
我が国でも40歳以上で8.4%の人が罹っていると思われますが、
実際に診断されるのはその10%ぐらいだと言われております。
COPDの初期症状で息切れがありますが、それもついつい年のせいとしてしまって
気づかない方も多いようです。そこで日本呼吸器学会がCOPDの早期発見と
予防のために「肺年齢」というものを奨励しております。
よく「血管年齢」とか「骨年齢」とか言われますが、それと同じように「肺年齢」を測定することで
自分の肺機能をより身近に感じやすくなります。
「肺年齢」は肺機能検査をする病院、診療所では気軽に測定することができます。
当院でも予約なしでできますので、気軽にご利用ください。
「肺年齢」が実年齢より高い方は、今後実年齢に近づけるだめに努力が必要です。
タバコを吸われる方はもちろん禁煙によって可能です。
またすでにCOPDに罹ってる方でも、治療によって
今後の肺機能の低下を抑えることが可能です。
専門医の先生とよくご相談下さい。